一月は行く 二月は逃げる 三月は去る といいますが、あっという間に新年度を迎えてしまいそうですね。
我が家の長男は小学六年生。もうすぐ中学生という次のステップが近づいてきて、親子ともにドキドキわくわくと未知の世界への不安を感じるようになってきました。
とくに今年はコロナの影響で、学校見学も一日体験入学も中止です(>_<)
中学校生活をイメージしずらいので、入学してからあまりにも面食らわないように、少しずつ息子と今後のことを話していけたらいいかなと思っています。
そして、気になるのが中学生からの勉強法。
わたしはこどもが生まれた時からこのジャンルの本を読み漁っています💦趣味です(;’∀’)
小学生の時の勉強はどんぐり倶楽部のお絵かき文章題を週1、2問やるのみ。(小6三学期にZ会の中学準備コースをやりました)
詳しくはこちらをご覧ください⇓
今までは、あえてさせない教育も意識しながら子どもを見守ってきました。
よーし、やっと中学生だ。勉強しよう!(いかん、いかん、親が前のめりでロクなことはありません(;’∀’))
落ち着け、わたし。
息子は今まで学校の勉強なんてしたことがないので、どうやって勉強するのか分かりません💦
なので、中学生が実践しやすそうな勉強法の本を読んで比べてみました。
実際に、息子が読むかどうかは分かりませんが、いつでも聞かれる準備はしておきたいものです。
気になっていた本があった方は、参考にしてみてくださいね^^
中学生の勉強法の本
2. 実践しやすいかどうか ☆☆☆☆☆
上記のことを☆五つで比べながら、5つの本の感想を書いていきます。あくまでわたくしの個人的な意見ですので、参考までにお読みいただけると幸いです<(_ _)>
「[くにたて式]中学勉強法 國立拓治」
- 子どもが読んでくれそうか ★★☆☆☆
- 実践しやすいかどうか ★★★★☆
こちらの本は、塾の先生たちからも評判がいいようなので、気になって読んでみました。
前書きにこんな文があります。
あなたは本当に成績を上げたいと思っていますよね。その証拠に、こんな文字ばかりの分厚い勉強法の本を手にとって、いま、この文章を読んでくれています。
本当にそのとおりです。こんな本を読むような中学生は本気でしょうから、この本を読了できた時点で、成績は上がるでしょうね。なぜなら、この本にはいつ何をどうやるべきかが、事細かく丁寧に書き込まれてあるので、迷うことがありません。もう、成績が上がる自分しか想像できません。すぐさま実践したくてたまらなくなると思います。
わたしは読み終えたときになんともいえない高揚感に包まれました。勉強法の本でこんな気持ちになるとは。何度も読み返したくなりました。
やる気はあるのに、思うように結果が出ていない中学生には必見だと思います。
家で実践するには、なるべく早いうちに、子どもの意識をこの本の内容を実践しようと思うような高いところにもっていけるかどうかですかですかね。中学入学と同時にはじめていけたら理想的ですけど・・・(;^ω^)
親は質問されたら答えられるくらい読み込んでおくといいと思います。
子どもにやる気さえあれば、この本はとても実践しやすく心強いお守りとなってくれるでしょう。こんなに丁寧に細かく書かれている勉強法の本は、ないんじゃないかと思います。
國立先生の塾のブログも、とても興味深い記事がたくさん載っているので、おすすめです^^
「自宅学習強化書 葉一」
- 子どもが読んでくれそうか ★★★☆☆
- 実践しやすいかどうか ★★★☆☆
こちらの本は今、売れてそうだったので選んでみました。(アマゾンベストセラー1位 カテゴリ 学習指導)
とても読みやすくて、一気に読んでしまいました。保護者向けの章などもあるので、親が読んでもいいと思います。
子どもが読むかどうかは、ユーチューブなどで葉一さんを知っていれば、興味があって読むことができるかもしれませんね。
内容は、自宅学習の強化というだけあって、ただ、勉強法を教えるというよりは、考え方や取り組み方を提案してくれて、自分なりに考えて、自分に最適な勉強法を見つけようという考え方を軸に書かれています。問題集の選び方は書いてあるけど、この問題集がいいよと指定はせず、自分で選んでみようといった感じです。
決して目先の高校受験だけでなく、長い目でみて将来に大切な力が育まれていくのではないかなと思いました。
葉一さんの経験談や、共感するお話なども多く、読み物としてもよかったです。
ユーチューブの授業動画を使い倒すワザなども詳しく紹介されていますよ。
お金をかけなくても勉強はできるんだと勇気がわいてきますね^^
「中学生の勉強法 石田勝紀」
- 子どもが読んでくれそうか ★★★★☆
- 実践しやすいかどうか ★★★★☆
著者の石田先生は「日本から勉強嫌いな子をひとり残らずなくしたい」という信念のもと、現在は全国各地でママさん対象のカフェスタイル勉強会「Mama Café」を年間70回以上主催しているそうです。
「Mama Café」はとても人気があり、わたしの知り合いにも参加している方がいます。ママたちの悩みに寄り添い、自由に相談、質問ができる雰囲気で、終わった後はみなさん、笑顔で帰られるそうです^^
子育ての本も多数出版されていて、わたしも何冊も読んでいます。
そんな先生の中学生向けの勉強法の本ですから読まないわけにはいきません^^
この本の特徴は、チャプターごとにQRコードがついているところです。子どもがあまり読みたそうにしていなくても、動画をみれば、やってみようと思うかもしれません。本だけでは十分理解しにくい部分もより伝わりやすく、実践しやすそうです。
わたしは特に、Chapter2の勉強方法を知る前に『5つの重大法則』を知らないと勉強やってもすべて無駄の部分を息子に読んでほしいな~と思いました。
今まで多数の教育や子育ての活動を行ってこられた石田先生ならではの切り口で書かれた勉強法の本で、そんなに厚みはなくサラッと読めてしまいますが得るものは多いです。
「中学生からの最強の勉強法 坂本七郎」
- 子どもが読んでくれそうか ★★★★★
- 実践しやすいかどうか ★★★★☆
坂本先生は以前から学習方法の解説が分かりやすく、ブログや本を拝見していたので、中学生向けの本は嬉しいです^^
こちらの本は、マンガと豊富なイラストが使われていて、まったく勉強するのが初めての子どもも、とっかかりやすいですね。実際にウチにこの本を置いておいたら子どもが勝手に読んでました。多分マンガだけですが(;^ω^)
カラフルなだけでなく、勉強のやり方は細かく書かれているので、ちゃんとやれれば成績上位にはなれるでしょう。
親子で一緒に見て、まずはこんなふうにやっていこうかと話し合うにはとてもいいと思います。ちょっと、勉強の話は拒否されそうという方にもやりやすいかもしれません。
今回、この記事を書くにあたって、改めてよく読み、他の本と比較もしました。マンガやイラストが多いからと侮るなかれ。必要なことは網羅されています。
「12歳からはじめよう 学びのカタチ 佐藤優」
- 子どもが読んでくれそうか ★☆☆☆☆
- 実践しやすいかどうか ★★★☆☆
佐藤優さんの著書はときどき読むのですが、子ども向けの勉強の本があったので気になって手に取ってみました。
この本は、12歳の子に語りかけるような分かりやすい文章で、大人も12歳のころから知っていればよかったな~ということが書かれていました。
定期試験とか高校入試の勉強法というよりは、一生役立つ学びのカタチについてを知ることができます。
息子に中学に入る前の、このタイミングで読んでほしいな~と思うけど、こういうことに興味がないと難しいかな(^▽^;) 知って、今から実践したらいいことばかり書いてあるんですがね。読み聞かせたらどうかな(;’∀’)
教科別の勉強法なども載っていて、とても参考になります。
少しずつ取り入れて実践してみたいなという事がたくさんありました。
勉強のやり方は分かっている子が、さらに教養を深めるために何をすればいいか読むのにもいいのではないでしょうか。情報収集の仕方やおすすめの読書本など、他の勉強法の本にはないことが書かれていました。
★が少なくなってしまったのは、なかなか、こういった本を読んでくれる中学生はいないんじゃないかなと思ったからです。大人が読んでもおもしろいので、これを読んで、子どもに、こういったやり方があるんだって~と提案するといいかもしれないですね。
まとめ
どちらか、気になる本はありましたでしょうか?
同じ勉強法を書いた本でも、それぞれの本で違った特徴があり、作者の想いが伝わってきて、読むのが楽しかったです。
ぜひ自分のお子さんに合いそうだなと思われる本を手に取り、実践してみてくださいね。
中学生になって、塾に行く行かないにかかわらず、勉強の仕方を身につけるというのは不可欠だと思います。その先の人生にも、きっと何回も試験はやってきます。
高校受験というものを機会に、一生役立つ学びのカタチ、工夫して乗り越える力を付けていってほしいものです。
わたしも子どもと一緒に本を見ながらすすめていきたいです。親が前のめりすぎると逆効果にもなりかねないので、気をつけながら^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント